第59回日本オープンゴルフ選手権(1994年) 2024.06.10 優勝カップを掲げる尾崎将司(JGAホームページより転載) 記録的圧勝で尾崎将司が大会5勝目 まだ選手層が薄かったトーナメントの黎明期、強い選手が波に乗るととんでもない独走劇を演じることがあった。第1回の日本オープン(1927年=昭和2)ではアマチュアの赤星六郎がプロを子ども扱いする10打差の圧勝。1930(昭和5)年には日本プロで村木章が、日本オープンでは宮本留吉がそれぞれ19打差という異次元のプレーでタイトルを手にしている。 戦後もトーナメン... 詳しく見る
第58回日本オープンゴルフ選手権(1993年) 2024.05.27 優勝カップを掲げる奥田靖己(JGAホームページより転載) 奥田靖己がAON優勝独占を8年連続で阻止 滋賀・琵琶湖CC(6879ヤード、パー71)で行われた大会は、周囲を驚かせる幕開けになった。 第1日、首位に立ったのは、50歳を迎えてシニア入りした安田春雄。1番でいきなりチップインバーディーを奪うなど、5アンダー66をマーク。「いいスコアが出せて幸せ者だ」(日刊スポーツ紙より)と話した。1970年代に「和製ビッグ3」の一角として活躍。日本オープンに初め... 詳しく見る
第57回日本オープンゴルフ選手権(1992年) 2024.05.13 優勝カップを掲げる尾崎将司(JGAホームページから転載) 5打差快勝で尾崎将司が3年ぶり4度目の大会制覇 日本オープン史上初の3連覇がかかる中嶋(当時の表記は中島)常幸は緊張であまり眠れないまま1992(平成3)年大会初日を迎えていた。百戦錬磨の中嶋にとっても、それくらい3連覇の重圧は大きかったのだ。 会場は茨城県の龍ヶ崎カントリー倶楽部(7012ヤード、パー72)。1番でティーショットを左の林に曲げていきなりボギーとした中嶋は後半盛り返すがパープレーに戻す... 詳しく見る
第56回日本オープンゴルフ選手権(1991年) 2024.04.30 1991年日本オープンで優勝カップを掲げる中嶋常幸(JGAホームページより転載) 中嶋常幸が須貝昇とのプレーオフ制し、大会連覇で4度目V 会場の下関GC(6971ヤード、パー72)は、シーサイドのコース特有の風が選手たちを苦しめた。 第1日、強風が吹いたこともあって、119人出場でアンダーパーはわずか8人。その中で日大2年生のアマチュア、米倉和良が2イーグルを奪って2アンダー70で回り、海老原清治、室田淳とともに首位に立った。 「すごくいい気持ちです」と振り返った1つ目のイーグルは6番で... 詳しく見る