第23回日本オープンゴルフ選手権(1958年) 2022.12.12 1958年10月31日付日刊スポーツ マッチレースを制して中村寅吉が大会3勝目 1957(昭和32)年10月のカナダカップにおいて団体、個人で「世界一」に輝いた中村寅吉の勢いは翌1958(昭和33)年になっても続いていた。産経招待、関東オープン、日本プロと次々にトーナメントを制し、第一人者としての存在感は増すばかりだった。 10月28日、中村はこの年の4勝目を狙うべく日本オープンに挑んだ。会場は千葉県の鷹之台カンツリー倶楽部(710... 詳しく見る
第55回日本女子プロゴルフ選手権(2022年) 2022.12.05 優勝トロフィーを掲げる川﨑春花(Photo:Getty Images) 19歳のルーキー川﨑春花が大逆転で最年少V 3年ぶりに有観客開催となった2022(令和4)年の日本女子プロ。会場は京都府の城陽カントリー倶楽部(6555ヤード、パー72)である。 9月8日、132人の女子プロが初日のスタートを切った。その中には前年11月のプロテストで合格したばかりの94期生の姿もあった。彼女たちのプロテスト会場は、ここ城陽カントリー倶楽部だった。 初日をリードしたのは7アンダー... 詳しく見る
第22回日本オープンゴルフ選手権(1957年) 2022.11.18 1957年9月21日付日刊スポーツ 「那須の神様」小針春芳が中村、林らを退けて初優勝 この年10月、カナダ・カップ(現ワールド・カップ)が日本で初めて開催された。埼玉・霞ケ関CCで行われ、中村寅吉、小野光一がチーム優勝、中村は個人も制した。日本に一大ゴルフブームを巻き起こした年になった。 その1カ月前、9月17~19日、愛知・愛知CC東山コースで日本オープンが開催された、7055ヤード、パー74の設定、プロ77人、アマ17人(プロ73人、... 詳しく見る
第21回日本オープンゴルフ選手権(1956年) 2022.10.31 1956年9月21日付日刊スポーツ 連日のコースレコードで寅さんが8打差圧勝 1956(昭和31)年の日本オープンは国際色豊かな大会となった。フィリピンからセレスティーノ・ツゴット、ベン・アルダの2人、ハワイから3人のプロが参戦したのだ。 日刊スポーツは大会前日の紙面で「外国選手が曲者」と見出しを立て「日本選手には見られない豪快なショットを見せていた」と海外勢が練習でロングドライブを連発する様子を報じている。その一方で慣れない高麗... 詳しく見る