日本プロゴルフ殿堂

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日本オープンゴルフ選手権

第62回日本オープンゴルフ選手権(1997年)

2024.07.23
優勝カップを掲げるパリー(JGAホームページより転載) 優勝カップを掲げるパリー(JGAホームページより転載)

パリーが逆転優勝、2年連続海外勢の手に

 福岡・古賀GC(6762ヤード、パー71)で行われた大会、戦前の注目は大会6度目の最多優勝タイ記録を目指す尾崎将司と、この年日本プロ、日本プロマッチプレーを制して年間グランドスラムをうかがう丸山茂樹の対決だった。  第1日、その尾崎将が首位発進した。「ティーショットが良かった。ミスしたのは(ボギーにした)11番ぐらいかな。いい点をつけられる」(スポーツニッ...

第61回日本オープンゴルフ選手権(1996年)

2024.07.08
優勝カップを掲げるP・テラベイネン(JGAホームページより転載) 優勝カップを掲げるP・テラベイネン(JGAホームページより転載)

初出場のテラベイネンが4打差逆転で日本初優勝

 前人未踏の通算100勝を日本オープンの大舞台で飾るのか。1996(平成8)年大会は前週のジュンクラシックで99勝目を挙げた尾崎将司に注目が集まっていた。日本オープンでは復活優勝を果たした1988(昭和63)年から前年までの8年間で4勝を含みすべて5位以内と圧倒的な存在感を放っていただけに期待は高まるばかりだった。  会場は大阪府の茨木カンツリー倶楽部西コー...

第60回日本オープンゴルフ選手権(1995年)

2024.06.24
優勝カップを掲げる伊澤利光(JGAホームページより転載) 優勝カップを掲げる伊澤利光(JGAホームページより転載)

伊澤利光がプロ初優勝を完全Vで飾る

 霞ケ関CCで4度目の開催となったが、東C(6995ヤード、パー71)では戦前の1933年以来62年ぶり2度目と、60回目の区切りの大会にふさわしい舞台になった。  第1日、伊澤利光(当時登録名伊沢)が4アンダー67をマークして首位に立った。1打差2位につけたのがコースと縁がある湯原信光。日刊スポーツ紙によると「ティーショットがよかった」と、ラフに入れたのは...

第59回日本オープンゴルフ選手権(1994年)

2024.06.10
優勝カップを掲げる尾崎将司(JGAホームページより転載) 優勝カップを掲げる尾崎将司(JGAホームページより転載)

記録的圧勝で尾崎将司が大会5勝目

 まだ選手層が薄かったトーナメントの黎明期、強い選手が波に乗るととんでもない独走劇を演じることがあった。第1回の日本オープン(1927年=昭和2)ではアマチュアの赤星六郎がプロを子ども扱いする10打差の圧勝。1930(昭和5)年には日本プロで村木章が、日本オープンでは宮本留吉がそれぞれ19打差という異次元のプレーでタイトルを手にしている。  戦後もトーナメン...
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