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第32回日本オープンゴルフ選手権(1967年)

2023.04.24
1967年10月5日付スポーツニッポン 1967年10月5日付スポーツニッポン

橘田規がホームコースで2年ぶり2度目の日本一

 10月2~4日、広野GCで行われた。6970ヤード、パー72の設定で、プロ92人、アマチュア73人の計165人が参加した。  第1日、小雨模様の中だったが、コースコンディションはまずまずだったという。首位に立ったのは、広野GC所属の橘田規だった。スタートの1番パー5で2オンしながら3パットのパーでいい出だしはなかったが、1アンダーで折り返してインから調子を...

第31回日本オープンゴルフ選手権(1966年)

2023.04.10
優勝カップを抱えた佐藤精一が林由郎(左端)ら我孫子一門の仲間に祝福される(佐藤精一氏所蔵) 優勝カップを抱えた佐藤精一が林由郎(左端)ら我孫子一門の仲間に祝福される(佐藤精一氏所蔵)

最終ホールの劇的バーディーで佐藤精一が初優勝

 自分が所属しているコースで日本オープンに勝つ――。ゴルフ場の数が少なかった戦前はそれほど珍しい出来事ではなかったが、戦後復興最初の大会となった1950(昭和25)年に我孫子ゴルフ倶楽部で林由郎が勝って以来、所属プロの日本オープン優勝は途切れていた。  1966(昭和41)年、16年ぶりに大会会場の所属プロが日本オープンを制した。会場は千葉県の袖ヶ浦カンツリ...

第30回日本オープンゴルフ選手権(1965年)

2023.03.27
1965年10月9日付報知新聞 1965年10月9日付報知新聞

カナダカップ帰りの橘田規が初優勝

 10月6~8日の3日間、初開催となる愛知・三好CC(7030ヤード、パー72)で121人(うちアマチュア27人)が参加して行われた。  大会直前(9月30日~10月3日)にスペインでカナダカップ(現ワールドカップ)が開催されており、日本代表で13位だった前年覇者の杉本英世、橘田規と、台湾代表で7位だった陳清波が大会直前の帰国となり、戦前の優勝候補から外れて...

第29回日本オープンゴルフ選手権(1964年)

2023.03.13
優勝カップを前に笑顔の杉本英世(日本プロゴルフ協会30年史より) 優勝カップを前に笑顔の杉本英世(日本プロゴルフ協会30年史より)

大器・杉本英世が待望の初優勝

 東京ゴルフ倶楽部で9年ぶり5回目、狭山移転後では2回目の開催となった1964(昭和39)年大会、スポーツ各紙の戦前予想では陳清波、杉原輝雄、石井朝夫、橘田規らが優勝候補に挙げられていた。  陳にとって東京GCはホームコースであり、日本オープンは上位の常連。杉原は2年前のチャンピオンで前年も2位に入っている。しかも、2人ともこの年はすでに複数勝利を挙げる充実...
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