第41回日本オープンゴルフ選手権(1976年) 2023.09.11 優勝トロフィーを掲げる島田幸作(JGAホームページから転載) 6打差逆転で島田幸作が公式戦4冠を達成 1976(昭和51)年、日本オープンが50年目を迎えるにあたり国際化を目指して大物海外選手の招へいに動いた。その最大のターゲットがジャック・ニクラウス(米国)だった。一度は参加の意向を示したニクラウスだったが、後に辞退。日本オープン前に来日して前週のトーナメントでプレーしたジョニー・ミラー(米国)が急きょ出場を表明しながら、直後に撤回というドタバタ劇もあっ... 詳しく見る
第40回日本オープンゴルフ選手権(1975年) 2023.08.29 週刊アサヒゴルフ1975年10月16日号 村上隆が初優勝、年間日本タイトル4冠に突き進む この年、プロゴルフの歴史に大きな足跡が刻まれた。村上隆の「年間日本タイトル4冠」だ。 1975年の日本タイトルの日程は、5月に新設の日本プロマッチプレー、9月25~28日に日本オープン、10月の日本プロ、11月の日本シリーズとなっている。 当時は日本プロ、日本オープンと関東・関西オープンなど各地区オープン、関東・関西プロが「公式戦」と呼ばれており、「グ... 詳しく見る
第90回日本プロゴルフ選手権大会(2023年) 2023.08.21 優勝トロフィーを掲げる平田憲聖(写真提供:日本プロゴルフ協会) 平田憲聖が1973年以降最年少22歳246日で初優勝 日本最古のプロトーナメントも第90回の区切りを迎えた。期待の若手が最後まで白熱した戦いを演じる、記念大会にふさわしい展開になった。 北海道・恵庭CC(7441ヤード、パー72)での開催。フェアウエーが狭く絞られ、足がすっぽり埋まるほどのラフが待ち構えるとともに、天候も北海道ならでは、とは行かず、連日30度を超える暑さの中でのプレーになった。 第1日、4... 詳しく見る
第39回日本オープンゴルフ選手権(1974年) 2023.08.14 公式戦4冠を達成した尾崎将司(アサヒゴルフより) 薄氷の逃げ切りで尾崎将司が公式戦4冠を達成 1971(昭和46)年の日本プロで初勝利を挙げて以来、尾崎将司の存在感は急速に膨らんでいった。1971年5勝、翌年は10勝(海外1勝含む)、次の1973(昭和48)年には5勝で、初め正式採用された賞金ランキングで1位に輝いた。 当時、公式戦と位置付けられていた日本オープン、日本プロ、関東オープン、関東プロ(関西の選手は関西オープンと関西プロ)のうち3つを... 詳しく見る