日本プロゴルフ殿堂

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第75回日本プロゴルフ選手権(2007年)

2019.06.03
優勝トロフィーを掲げる伊澤利光(写真提供:日本 プロゴルフ協会) 優勝トロフィーを掲げる伊澤利光(写真提供:日本 プロゴルフ協会)

伊澤利光、ショットのきらめきを取り戻して初優勝

 初めて沖縄での開催となった舞台は、喜瀬CC(7192㍎、パー72)。沖縄独特の強い風が吹く中で、伊澤利光が復活の大会初優勝を遂げて、日本タイトル3冠となった。  第1日は首位に5人が並び、早くも混戦模様になった。2001、03年賞金王をとった後に体調を崩すなど低迷してきた伊澤利光が4アンダー68をマークして首位グループの一角に。日刊スポーツ紙によると「10...

第13回日本プロゴルフ選手権(1938年)

2019.05.07
優勝した戸田(左)と2位の井上(ゴルフドム1938年10月号=日本ゴルフ協会所蔵=より) 優勝した戸田(左)と2位の井上(ゴルフドム1938年10月号=日本ゴルフ協会所蔵=より)

空白の1年を経て、戸田時代が幕を開けた

 10代で関西オープンと関西プロを制し、20歳で日本プロ王者となった戸田藤一郎が最も輝いたのが1938(昭和13)年からの3年間であろう。この期間、戸田は日本プロと関西プロで3連覇を達成し、日本オープンは1勝、2位2回、関西オープンでは2勝を挙げている。関西オープンは1940年の大会が中止になっているから2戦2勝。つまり、この4大会で11戦9勝2位2回という...

第73回日本プロゴルフ選手権(2005年)

2019.04.17
優勝トロフィーを掲げるS・K・ホ(写真提供:日本プロゴルフ協会) 優勝トロフィーを掲げるS・K・ホ(写真提供:日本プロゴルフ協会)

S・K・ホが史上8人目の連覇達成

 熊本・玉名CC(7018ヤード、パー72)で行われた第1ラウンド、注目を集めたのは谷口徹だった。前年の大会で悪天候のため日程変更となったことでPGAを批判する発言をした上、協会退会を口にして騒動を起こした。今大会の直前には挙式して乗り込んできた。7バーディー、2ボギーの67をマークして2位と好発進。日刊スポーツ紙によると、谷口は「(昨年のことは)てっきり忘...

第72回日本プロゴルフ選手権(2004年)

2019.02.04
優勝トロフィーを掲げるSK・ホ(写真提供:日本プロゴルフ協会) 優勝トロフィーを掲げるSK・ホ(写真提供:日本プロゴルフ協会)

史上初の54ホール短縮、ホが初優勝

 高知・Kochi黒潮CC(7270㍎、パー72)での大会は波乱の展開になった。  濃霧と風雨に見舞われた第1ラウンドは、午前スタートの組がスタートを終えた直後に中断、天候の回復を待ったが午後1時に中止が決まり、スタートした組のスコアはキャンセルされた。日程が変更され、5月14,15日に予選ラウンド各18ホール、16日に決勝ラウンド36ホールを行うことになっ...