第21回日本プロゴルフ選手権(1953年) 2017.02.06 1953年6月19日付報知新聞 悪天候の中、陳清水が大会初の40代覇者となる NHKが日本初のテレビ本放送を開始し、政治の世界では「バカヤロー解散」が話題となった。1953(昭和28)年はそんな年である。 この年の日本プロは6月15日から4日間、千葉県の我孫子GCで開催された。大会前、報知新聞が優勝候補の筆頭に推していたのは我孫子GC所属の林由郎だった。林は戦後、我孫子GCで開催された日本プロ(1948、49年)、日本オープン(1... 詳しく見る
第45回日本女子プロゴルフ選手権(2012年) 2017.01.23 優勝カップを掲げる有村智恵(写真提供:日本女子プロゴルフ協会) 米女王の猛追を振り切り、有村が公式戦初優勝 2012(平成24)年の日本女子プロは滋賀県のタラオCC西コース(6670ヤード、パー72)で開催された。県南部、三重県との県境に接するように広がる同コースは18ホール中11ホールに水が絡む戦略的なレイアウトだ。 132選手がスタートしていった初日は25歳の吉田弓美子が1人別次元のゴルフで飛び出した。10番から出た吉田は11番から3連続バーディーを奪って... 詳しく見る
第52回日本プロゴルフ選手権(1984年) 2017.01.05 1984年8月6日付報知新聞 中嶋が〝ミニスランプ〟乗り越え連覇達成「AON時代」の一角を占めた中嶋常幸(当時登録名中島常幸)はこの年、スイングに悩んでここまで未勝利。前年賞金王が苦しんで迎えた大会だった。 コースは静岡・ミナミ菊川CC(6247メートル、パー71)。初日、ツアー初の記録が生まれた。石井裕士が4番パー3(177メートル)で4番アイアンを使ってホールインワンを達成。続く5番パー5(472メートル)では見グリー... 詳しく見る
第2回日本女子プロゴルフ選手権(1969年) 2016.12.19 1969年7月26日付報知新聞 土壇場の大逆転、底力を見せた樋口が大会連覇 1968(昭和43)年に1、2期生26人で始まった日本女子プロは翌69年には3期生に入会間もない4期生まで加わり、計40人が覇を競った。 会場は前年の天城CC(静岡県)から愛知県の貞宝CC(6575ヤード、パー74)に変更された。貞宝CCではこの年から5年続けて日本女子プロが開催されている。 大会は7月24、25日、木曜日と金曜日に行われた。第1回大会... 詳しく見る