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第90回日本プロゴルフ選手権大会(2023年)

2023.08.21
優勝トロフィーを掲げる平田憲聖(写真提供:日本プロゴルフ協会) 優勝トロフィーを掲げる平田憲聖(写真提供:日本プロゴルフ協会)

平田憲聖が1973年以降最年少22歳246日で初優勝

 日本最古のプロトーナメントも第90回の区切りを迎えた。期待の若手が最後まで白熱した戦いを演じる、記念大会にふさわしい展開になった。  北海道・恵庭CC(7441ヤード、パー72)での開催。フェアウエーが狭く絞られ、足がすっぽり埋まるほどのラフが待ち構えるとともに、天候も北海道ならでは、とは行かず、連日30度を超える暑さの中でのプレーになった。  第1日、4...

第39回日本オープンゴルフ選手権(1974年)

2023.08.14
公式戦4冠を達成した尾崎将司(アサヒゴルフより) 公式戦4冠を達成した尾崎将司(アサヒゴルフより)

薄氷の逃げ切りで尾崎将司が公式戦4冠を達成

 1971(昭和46)年の日本プロで初勝利を挙げて以来、尾崎将司の存在感は急速に膨らんでいった。1971年5勝、翌年は10勝(海外1勝含む)、次の1973(昭和48)年には5勝で、初め正式採用された賞金ランキングで1位に輝いた。  当時、公式戦と位置付けられていた日本オープン、日本プロ、関東オープン、関東プロ(関西の選手は関西オープンと関西プロ)のうち3つを...

第38回日本オープンゴルフ選手権(1973年)

2023.07.24
1973年10月12日付報知新聞 1973年10月12日付報知新聞

ベン・アルダが青木を逆転して初優勝、2年連続海外勢の手に

 9月27日から4日間、大阪・茨木CC西コース(7075ヤード、パー72)で行われた。青木功、尾崎将司の「AO」が優勝候補、これに対して杉原輝雄を筆頭として宮本康弘、中村通らのちの関西若手四天王ら「茨木一門」が注目された。  第1日、距離の長いコースに選手たちは苦しむ。「セカンドがロングアイアンのホールがほとんどだから本当にゴルフをやった気がする」と言ったの...

第37回日本オープンゴルフ選手権(1972年)

2023.07.10
パットを決める韓長相(ゴルフマンスリー1972年12月号より) パットを決める韓長相(ゴルフマンスリー1972年12月号より)

混戦を制して韓長相が31年ぶりの韓国選手V

 1972(昭和47)年、茨城県の大利根CC東C(7024ヤード、パー72)で開催された日本オープンではいくつかの変革があった。ひとつは観客の入場を有料化したこと。料金は大会初日と2日目が1000円、3日目は1500円、最終日は2000円、4日間通し券は4000円と報じられている。  ふたつ目はテレビ中継が実施されたこと。大会3日目と最終日の模様がNHKで中...
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