第26回日本オープンゴルフ選手権(1961年) 2023.01.30 1961年11月11日付日刊スポーツ 細石憲二が暗闇の5人プレーオフを制して初優勝 この年、歴史に残る大激戦が展開された。11月8~10日、千葉・鷹之台CC(7070ヤード、パー72)で開催された。 第1日は、出場171人(172人記載記事あり、うちアマチュア59人)と大人数で行われた。第1の予選カットが設けられていた。コース記録タイの3アンダー63で首位に立ったのは、中村寅吉と佐藤精一。中村はインスタートを1アンダーで折り返し、2番で... 詳しく見る
第25回日本オープンゴルフ選手権(1960年) 2023.01.18 1960年9月29日付スポーツニッポン 陳まさかの失格で連覇の夢破れ、小針が繰り上げ優勝 スポーツの世界には「悲劇」という言葉で語られる物語がいくつも存在する。多くは十中八九手にしていた栄冠をどんでん返しで失ったケースである。今から30年前の1993(平成6)年、悲願のFIFAワールドカップ初出場を目前にしながら残り数秒で同点ゴールを決められて夢破れたサッカー日本代表の「ドーハの悲劇」は代表的な例だろう。 ゴルフの場合、プレーが終わってなおス... 詳しく見る
第24回日本オープンゴルフ選手権(1959年) 2022.12.26 1959年10月2日付日刊スポーツ 史上初のプレーオフ、日本留学中の陳清波が初優勝 日本オープンは1927年第1回から72ホールのストローク・プレー(当時メダル・プレー)で行われてきた。プレーオフは最終ラウンド翌日に18ホールで争うことになっていた。史上初めてプレーオフになったのがこの年だった。 9月28日から3日間、神奈川・相模原GC(7255ヤード、パー74)で、プロ87人、アマ50人が参加して行われた。日刊スポーツ紙によると、コー... 詳しく見る
第89回日本プロゴルフ選手権(2022年) 2022.12.19 優勝トロフィーを掲げる堀川未来夢(写真提供:日本プロゴルフ協会) 「地の利」を生かした堀川未来夢が逃げ切って初優勝 舞台となったのは静岡・グランフィールズCC(7219ヤード、パー71)。大会日程をいつもより1カ月遅らせ、梅雨を避けて8月4~7日の開催となった。アンジュレーションに富んだ広いグリーン、夏の日差しに芝は強く成長して80~100ミリの刈り高になったラフは入ったボールをすっぽりと包み込み、一筋縄ではいかないコースとの戦いになった。 第1日、午前組のスタートの... 詳しく見る