日本プロゴルフ殿堂

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第6回日本プロゴルフ選手権(1931年)

2016.04.04
優勝した浅見緑蔵(右)と2位の陳清水(日本プロゴルフ協会30年史より) 優勝した浅見緑蔵(右)と2位の陳清水(日本プロゴルフ協会30年史より)

大会初のマッチプレーを制した浅見緑蔵

 大会創設を主導し、第2回大会から主催を務めていた大阪毎日新聞(第1回大会は茨木、舞子、甲南、鳴尾の4クラブが主催、大阪毎日新聞が後援)に代わって1931(昭和6)年から日本ゴルフ協会(JGA)が主催となった。JGA主催はこの後しばらく続き、1957年に組織された日本プロゴルフ協会(PGA)が引き継いだ。  JGAが大会を主催することになった経緯を日本プロゴ...

第37回日本女子プロゴルフ選手権(2004年)

2016.03.21
トロフィーを掲げる肥後かおり(提供日本女子プロゴルフ協会) トロフィーを掲げる肥後かおり(提供日本女子プロゴルフ協会)

圧勝でつかんだ史上5人目の公式戦3冠

 2003(平15)年、女子ツアーは大きな転換点を迎えた。当時高校3年生だった宮里藍の優勝である。ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンに勝ったのが9月28日。翌週の日本女子オープンにアマチュアのまま出場したあと、10月7日にプロ宣言。この年に制定された“ツアープレーヤー以外の選手が優勝した場合、4週間以内に申請すればツアープレーヤー登録ができる”という新規定...

第53回日本プロゴルフ選手権(1985年)

2016.03.04
1985年8月12日付日刊スポーツ 1985年8月12日付日刊スポーツ

尾崎健夫がプレーオフ制し、31年ぶり兄弟制覇

 尾崎健夫が、金井清一とのプレーオフを制して、公式戦初勝利を飾った。尾崎3兄弟の次男。兄・将司はすでに2勝しており、兄弟の「プロ日本一」は石井哲雄、茂兄弟以来31年ぶりの快挙だった。  行われたのは真夏の8月8~11日、舞台は茨城・セントラルGC東コース(6640メートル、パー73)だった。第1日、首位に立った野口茂に、周囲はびっくりした。海老原清治が腰痛の...

第33回日本女子プロゴルフ選手権(2000年)

2016.02.15
トロフィーを持つ高村亜紀(提供日本女子プロゴルフ協会) トロフィーを持つ高村亜紀(提供日本女子プロゴルフ協会)

大会史上最多、5人のプレーオフを制した高村亜紀

 西暦2000(平成12)年、ミレニアムイヤーと呼ばれたこの年の日本女子プロは大会史上まれに見る大混戦となった。  会場は福島県のリベラルヒルズGC(6409ヤード、パー72)。日本女子プロゴルフ協会副会長の岡本綾子が2年ぶりにセッティングを担当した。美浦GC(茨城県)で行われた2年前はフェアウエーを絞ってラフを伸ばしたセッティングで優勝スコアが23年ぶりの...