日本プロゴルフ殿堂

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Japan Professional Golf Hall of Fame

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第10回日本プロゴルフ選手権(1935年)

2015.12.07
1935年10月27日付東京日日新聞 1935年10月27日付東京日日新聞

圧勝に次ぐ圧勝で頂点に立った20歳の若武者

 わずか6人で始まった日本プロは第10回の節目となった1935(昭和10)年には出場者が50人にまで増えていた。我が国にプロゴルファーという職業が確実に根付いてきたことを示す数字である。  会場は神奈川県の相模CC(パー73)。大会初日の10月23日は36ホールのストーロクプレーによる予選が行われ、上位16人が翌日からのマッチプレーに駒を進めた。  トップ通...

第22回日本女子プロゴルフ選手権(1989年)

2015.11.16
1989年9月11日付スポーツニッポン 1989年9月11日付スポーツニッポン

仲良しライバル対決を制して手にした15年シード

 年号が平成となった1989年の日本女子プロは“15年シード”をかけた2人の激突となった。  当時、日本女子プロと日本女子オープンの2冠を手にした選手には翌年から15年間もの長期シードが与えられる規定があった。“日本2冠”を達成していたのは樋口久子、大迫たつ子、森口祐子、涂阿玉の4人だけ。この偉業に挑んだのが前年の日本女子オープンチャンピオンで30歳の谷福美...

第62回日本プロゴルフ選手権(1994年)

2015.11.02
1994年5月16日付スポーツニッポン 1994年5月16日付スポーツニッポン

無名合田が涙の初V、バンカーからパターで脱出

 この年、記憶に残るプレーが生まれた。  舞台は岐阜・レイクグリーンGC(7138ヤード、パー71)。最終日最終ホール、バンカーからパターで脱出した合田洋のプレーは、いまもゴルフファンの記憶に焼きついている。  初日、首位に立ったのは合田。5アンダー66をマークして「アイアンショットの距離、方向ともとてもよかった」と、報知新聞は伝えている。ツアー未勝利、無名...

第17回日本女子プロゴルフ選手権(1984年)

2015.10.19
1984年9月24日付日刊スポーツ 1984年9月24日付日刊スポーツ

“因縁の対決”を制し黄玥珡が海外勢初制覇

 今年(2015年)の日本女子プロは台湾出身のテレサ・ルーが制した。台湾勢としては1985(昭和60)年の涂阿玉以来30年ぶりの大会制覇だった。  今、日本でプレーしている海外勢はイボミ、アンソンジュらを擁する韓国勢が圧倒的な層の厚さを誇っている。その中で、台湾勢として孤軍奮闘しているのがテレサ・ルーといった構図だ。だが、かつては台湾勢が日本女子ツアーを席巻...