第3回日本プロゴルフ選手権(1928年) 2015.02.02 1928年12月1日付大阪毎日新聞 時代を超えて輝く最年少優勝記録 1928(昭和3)年8月2日、アムステルダム五輪陸上男子三段跳びで織田幹雄が日本人初の五輪金メダルを獲得した。その6日後には鶴田義行が競泳男子200m平泳ぎで金メダルを手にしている。28年は日本のスポーツ界にとって大きな節目だったといえるだろう。 ゴルフ界でもこの年、一人の新星が記録を打ち立てている。その記録は90年近い年月が流れた今もなお、不滅の輝きを... 詳しく見る
第35回日本女子プロゴルフ選手権(2002年) 2015.01.19 トロフィーを掲げる具玉姫(日本女子プロゴルフ協会提供) 46歳、大会最年長優勝記録を打ち立てた韓国のレジェンド 昨年の女子ツアー賞金女王に輝いたのは韓国のアンソンジュだった。彼女自身3年ぶり3度目の戴冠であり、韓国勢は2012(平成24)年の全美貞(ジョン・ミジョン)を含めここ5年で4度も女王の座に就いている。アンや全のほかにもイボミや申(シン)ジエら韓国出身の強豪がひしめいているのが今の女子ツアー。海外に目を転じても現在(1月19日時点)の世界ランキング1位は韓国... 詳しく見る
第45回日本プロゴルフ選手権(1977年) 2015.01.05 日本プロゴルフ協会50年史より 中嶋常幸が22歳で初日本一 ほっそりとしたメガネをかけた青年。中嶋常幸は1976年のプロデビュー当時、それまでのゴルファーとは違った、どこか会社員然としたスタイルで登場した。日本アマなどアマタイトルを総ナメにして、ツアー1年目の76年には3勝を挙げ、この年も既に2勝している。「ジャンボさん(尾崎将司)と同じ、デビュー2年目に日本プロのタイトルを取りたい」と臨んだ大会で、言葉通り22歳... 詳しく見る
第30回日本女子プロゴルフ選手権(1997年) 2014.12.15 トロフィーを掲げる福嶋晃子(日本女子プロゴルフ協会提供) 悔し涙を笑顔に変えた福嶋晃子 プロ野球選手を父に持ち、比類なき飛距離でジュニア時代から大きな注目を集めていた福嶋晃子がプロ入りしたのは1992(平成4)年、19歳の時だった。翌93年には早くもシードを獲得し、94年には初優勝と順調に歩を進める。95年には2勝を挙げて賞金ランキング3位に入り、96年に23歳の若さで賞金女王に上り詰めた。 誰もが羨む快進撃。その福嶋に唯一足りなかったのが... 詳しく見る