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日本オープンゴルフ選手権

第36回日本オープンゴルフ選手権(1971年)

2023.06.26
1971年10月2日付日刊スポーツ 1971年10月2日付日刊スポーツ

「玄海の荒法師」藤井義将が雨中のプレーオフを制し初優勝

 9月28日~10月1日に愛知・愛知CC東山C(7105ヤード、パー74)で128人が参加して行われた。大会前の話題は、この年日本プロで初優勝した尾崎将司と、関東プロで初優勝の青木功。のちの「AO」が注目された。この年から1日18ホールの4日間の大会になっている。  第1日、飛び出したのは青木だった。速いグリーンが特徴のコースに「攻めて行ったら難しい。何も考...

第35回日本オープンゴルフ選手権(1970年)

2023.06.12
優勝カップを掲げる橘田光弘(ゴルフ1970年12月号より) 優勝カップを掲げる橘田光弘(ゴルフ1970年12月号より)

スーパーショットで決めた大会史上初の兄弟優勝――橘田光弘

 大阪で万博が開かれた1970(昭和45)年、国内のトーナメント数は30に迫ろうとしていた。ほんの10年前は10大会程度だったから、急成長を遂げていた時代だった。  杉本英世、河野高明、安田春雄の和製ビッグ3や杉原輝雄が活躍していたプロゴルフ界に、この年、1人の超大型プレーヤーが加わった。尾崎将司である。  甲子園優勝投手にして元プロ野球選手という華々しい経...

第34回日本オープンゴルフ選手権(1969年)

2023.05.29
1969年10月5日付スポーツニッポン 1969年10月5日付スポーツニッポン

米ツアー帰りの杉本英世が逆転で2度目の制覇

 狭いフェアウエーと左右の林、速いグリーン。会場となった兵庫・小野GC(6980ヤード、パー72)は難コースという評判だった。9月30日から3日間、プロ92人、アマ22人が参加して行われた。  第1日、そんな難コースで首位に立ったのは、コース記録タイの4アンダー68をマークした内田繁。「ショットが良かった」(スポーツニッポン紙)と振り返るように、インスタート...

第33回日本オープンゴルフ選手権(1968年)

2023.05.15
大会初優勝を飾った河野高明は優勝カップを持ちポーズをとる(河野高明さんのアルバムより) 大会初優勝を飾った河野高明は優勝カップを持ちポーズをとる(河野高明さんのアルバムより)

推薦出場の河野高明が大会初制覇

 1968(昭和43)年の日本オープンは海外からの強豪の参戦が話題になっていた。英国のトニー・ジャクリンと豪州のブルース・デブリンである。放映局のTBSが1万ドル(当時のレートで360万円)を出して呼び寄せたもので、デブリンは開幕2日前、ジャクリンに至っては開幕前日に来日するという強行軍だった。  会場は千葉県の総武カントリークラブ総武コース(7006ヤード...
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