第26回日本プロゴルフマッチプレー選手権(2000年) 2021.10.25 日刊スポーツ紙面2000年9月4日付 横尾が再逆転で谷口下して初の日本タイトル マッチプレーはストロークプレーのように自分のスコアをひたすら積み上げていく勝負ではなく、相手より1打でもいいスコアで上がろうとする1ホールずつの積み重ね。そこに駆け引きが生まれる。 北海道・ニドムクラシックCニスパC(6958ヤード、パー72)で行われた大会の第1日1回戦(18ホール)、歴代優勝者のそんな勝負から始まった。 前年覇者の小山内護は300ヤ... 詳しく見る
第25回日本プロゴルフマッチプレー選手権(1999年) 2021.10.04 優勝トロフィーを掲げる小山内(提供JGTO) 飛ばし屋・小山内護が圧巻の初出場V 「ホームランは野球の花」と言われるように、プロスポーツにおいてはるか遠くへ飛ばせる能力は勝敗やスコアを超越したところでファンを魅了する。ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平が野球の本場を熱狂させるのは、まさにそういう要素があるからだ。 ゴルフ界も同じこと。ジャンボこと尾崎将司があれほどの人気を博したのは他を圧倒する飛距離があったから。若き日のタイガー・ウッ... 詳しく見る
第24回日本プロゴルフマッチプレー選手権(1998年) 2021.09.21 1998年9月7日付日刊スポーツ紙 桑原克典が決勝38ホールの激戦制して初優勝 マッチプレーで強さを発揮してきた丸山茂樹の連覇がなるかが注目された大会。北海道・ニドムクラシックCニスパC(6941ヤード、パー72)で行われた。丸山がこれまで5大会に出場して17勝4敗と勝率.810で青木功、中嶋常幸の複数回優勝者を上回る勝率を誇っていた。 第1日の1回戦(18ホール)、丸山は上々の滑り出しをみせた。日大の先輩、米山剛と対戦。1ホール目... 詳しく見る
第23回日本プロゴルフマッチプレー選手権(1997年) 2021.09.06 大会最年少優勝を果たした丸山茂樹(写真提供/GGMG) 27歳丸山茂樹が大会最年少優勝 1990年代後半の男子ツアーは若手実力派が次々に台頭し、王者に君臨する尾崎将司に挑戦するという構図だった。後に賞金王となる伊澤利光、谷口徹、藤田寛之、片山晋呉、日本オープンチャンピオンとなる手嶋多一、深堀圭一郎、田中秀道、日本と名のつくタイトルで5勝を挙げた宮本勝昌らである。 その世代の中心にいたのが丸山茂樹だ。学生時代から常に注目を集め、プロ入り後も2... 詳しく見る