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日本プロゴルフ選手権

第52回日本プロゴルフ選手権(1984年)

2017.01.05
1984年8月6日付報知新聞 1984年8月6日付報知新聞

中嶋が〝ミニスランプ〟乗り越え連覇達成

「AON時代」の一角を占めた中嶋常幸(当時登録名中島常幸)はこの年、スイングに悩んでここまで未勝利。前年賞金王が苦しんで迎えた大会だった。  コースは静岡・ミナミ菊川CC(6247メートル、パー71)。初日、ツアー初の記録が生まれた。石井裕士が4番パー3(177メートル)で4番アイアンを使ってホールインワンを達成。続く5番パー5(472メートル)では見グリー...

第19回日本プロゴルフ選手権(1951年)

2016.12.06
優勝トロフィーを持つ石井哲雄(ゴルフマンスリー1952年1月号より) 優勝トロフィーを持つ石井哲雄(ゴルフマンスリー1952年1月号より)

石井哲雄、初優勝を日本プロで飾る

 1951(昭和26)年10月8日から4日間、戦後3度目の日本プロが兵庫県の広野GC(パー72)で開催された。参加選手は46人。初日はマッチプレーに進む16人を決める36ホールのストロークプレーによる予選が行われた。  予選で存在感を見せつけたのが36歳、脂の乗ってきた中村寅吉だった。前半の18ホールを75で回って林由郎らと首位に並んだ中村は後半の18ホール...

第51回日本プロゴルフ選手権(1983年)

2016.11.07
1983年8月1日付日刊スポーツ 1983年8月1日付日刊スポーツ

中嶋がAO振り切り、6年ぶりV

 「AON時代」と呼ばれた1980年代。その中で、82年に初めての賞金王となり「AO時代」に割って入った中嶋常幸(当時登録名中島常幸)に一番勢いがあった。この年、中嶋はさらに輝きを増し、その地位を固めていく。  梅雨明けしたばかりの新潟・紫雲GC(6407メートル、パー72)で行われた第1日。中嶋はスタートから飛び出す。アウトを6バーディーの30で回り、イン...

第24回日本プロゴルフ選手権(1956年)

2016.10.03
大会3勝目を飾った林由郎。左は所属先である我孫子GCの先輩・山本増二郎プロ(写真提供:日本プロゴルフ協会) 大会3勝目を飾った林由郎。左は所属先である我孫子GCの先輩・山本増二郎プロ(写真提供:日本プロゴルフ協会)

林由郎が横綱相撲で3度目の栄冠

 終戦から11年、1956(昭31)年の日本プロは愛知県の名古屋GC和合C(パー70)で開催された。戦後、中部地区で日本と名のつくビッグイベントが行われるのは初めてのことだった。参加選手は66人。初日は翌日からのマッチプレーに進む16人を選ぶ36ホールストロークプレーの予選が行われた。予選1位のメダリストに輝いたのは茨木CC所属の寺本金一。1打差2位に島村祐...