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日本女子プロゴルフ選手権

第20回日本女子プロゴルフ選手権(1987年)

2016.09.20
優勝カップを掲げる永田富佐子(日本女子プロゴルフ協会提供) 優勝カップを掲げる永田富佐子(日本女子プロゴルフ協会提供)

二転三転の一騎打ちを制した永田富佐子

大会創設から20年、節目の20回大会は栃木県のあさひヶ丘CC(6225ヤード、パー72)で行われた。119選手が参加した初日は台湾の鄭美琦が3アンダー、69で単独首位。吉川なよ子、永田富佐子ら4選手が1打差で2位グループにつけた。  雨の2日目、鄭が1番からイーグル、バーディー、バーディーとロケットスタートを見せたが、インで大失速。73とスコアを落として4位...

第40回日本女子プロゴルフ選手権(2007年)

2016.08.15
トロフィーを掲げる飯島茜(提供日本女子プロゴルフ協会) トロフィーを掲げる飯島茜(提供日本女子プロゴルフ協会)

大会記録の好スコアで飯島茜が初メジャータイトル

 日本女子プロが創設されて40年目の節目の大会は広島県のリージャスクレストGCグランドコース(6560ヤード、パー72)で行われた。ロバート・トレント・ジョーンズJr設計の戦略性の高いコースを選手たちがどう攻略するかが見どころのひとつだった。  大会初日(9月6日)の最高気温は33.4度。厳しい残暑の中、132人の女子プロがスタートしていった。  首位に立っ...

第6回日本女子プロゴルフ選手権(1973年)

2016.07.19
1973年8月24日付スポーツニッポン 1973年8月24日付スポーツニッポン

記録づくめの圧勝で女王・樋口が6連覇を達成

 1968(昭和43)年、天城CC(静岡県)でスタートした日本女子プロは翌年の第2回大会から愛知県の貞宝CCに舞台を移した。パー74ではあるが、6575ヤードと当時の女子にすればたっぷり距離のあるセッティングで行われ、優勝者のスコア(54ホール)は3オーバー、5オーバー、6オーバー、3オーバーと4年続けてオーバーパーだった。優勝者はすべて樋口久子。ほかの大会...

第13回日本女子プロゴルフ選手権(1980年)

2016.04.18
1980年7月14日付スポーツニッポン 1980年7月14日付スポーツニッポン

惜敗続きに終止符。ようやくつかんだ日本一の座

 日本女子プロの優勝は、単なる1勝ではない。女子ツアーで最も長い歴史を誇るトーナメントを制することはすなわち“女子プロゴルファー日本一”の称号を得ること。勝者は歴史に名を刻み、末永く称えられる。  だから、女子プロゴルファーならば誰もが一度は手にしたいタイトルである。トップクラスの実力がある者ならばなおさらだろう。しかし、簡単には手が届かないのも事実。指先が...