エビアン選手権

会場はスイスとの国境に近いフランスのエビアンリゾートＧＣ。第1回大会が行われたのは1994年。欧州女子ツアーの中の1試合という形だった。1997年には小林浩美が優勝している。米女子ツアーに加わったのは2000年。2009年には宮里藍が米女子ツアー初優勝を飾り、2011年にも優勝している。2013年にメジャー昇格。悪天候の影響で54ホールに短縮された同年は宮里美香が1打差首位で最終ラウンドに入ったが79と崩れて19位に終わっている。宮里藍が現役最後の大会として臨んだ2017年には上原彩子が奮闘し、1打差2位で最終日に入る。だが、最終組でスコアを落とし、10位にとどまった。2019年には安田祐香がアマチュアとして初出場。37位に入り、ローアマを獲得した。2022年初日に古江彩佳が女子メジャー日本選手初となる63をマーク。同年には西郷真央、2023年には畑岡奈紗と笹生優花が3位に入った。そして2024年には古江が最終ホールのイーグルで通算19アンダーとし、日本女子4人目のメジャーチャンピオンに輝いている。