日本プロゴルフ殿堂

偉業を称え、未来を拓く。ゴルフから

顕彰者紹介

Japan Professional Golf Hall of Fame

女子プレーヤー部門

塩谷 育代

しおたに・いくよ

塩谷 育代

塩谷 育代

1962(昭和37)年5月28日生まれ

通算20勝、公式競技3冠、賞金女王2回の実績が光る

愛知県出身。中学時代は陸上選手で全国放送陸上選手権の走り幅跳びで優勝している。樋口久子が陸上出身と知り、プロゴルファーを目指す。桜台高卒業後に名古屋市内の練習場に入り、1982年プロテストに合格。1985年から東海大の田中誠一教授の指導で科学的トレーニングを取り入れた。1987年にアジアサーキットのマレーシア・レディースオープンで優勝。JLPGAツアーでの初優勝は1989年のヤクルトミルミルレディースだった。1992年は再春館レディース1勝だったが、初の賞金女王を獲得。1995年に日本女子オープン、JLPGA明治乳業カップと公式戦2勝など計5勝を挙げ、2回目の賞金女王となっている。1996年には日本女子プロを制し、史上4人目の公式戦3冠を達成した。1993年に空間デザイナーの伊藤栄治氏と結婚。98年にシーズン途中で産休に入って第1子を出産し、翌99年にはツアーに復帰した。2001年にヴァーナルレディースで母となって初めての優勝を飾る。母としては計3勝を挙げ、ツアー通算20勝の大台に乗った。2011年にツアーから引退。2012年にはレジェンズツアー(45歳以上の女子プロ)のふくやカップマダムオープンで優勝している。現在はテレビ解説や若手、ジュニアの指導などで活躍している。

主な戦績

ツアー20勝、レジェンズツアー1勝

日本女子オープン1勝
1995年
JLPGA明治乳業カップ1勝
1995年
日本女子プロ1勝
1996年
賞金女王2回
1992、95年
マレーシア・レディースオープンで海外優勝
顕彰者一覧