日本プロゴルフ殿堂

偉業を称え、未来を拓く。ゴルフから

日本プロゴルフ殿堂入り発表の記者会見

Japan Professional Golf Hall of Fame

12月14日、東京・世界貿易センタービルで、
第4回顕彰者を発表した。

日本プロゴルフ殿堂入り発表の記者会見

 日本プロゴルフ殿堂入り発表の記者会見を12月14日、東京・世界貿易センタービルで行い、第4回顕彰者を発表した。選出されたのは、レジェンド部門では日本オープン、日本プロ、 日本プロマッチプレーの3冠を達成するなど21勝を挙げ「水平打法」を編み出した橘田規氏(故人)、「ビッグ・スギ」の愛称で知られ、日本選手初の米ツアーライセンスを取得するなど時代のパイオニア的存在の杉本英世(77)、 プレーヤー部門で女子ツアー45勝、賞金女王3回に輝いている大迫たつ子(63)の3人。
会見には日本プロゴルフ殿堂の松井功理事長と、副理事長の日本プロゴルフ協会・倉本昌弘会長、日本女子プロゴルフ協会・小林浩美会長、日本ゴルフツアー機構・海老沢勝二会長が出席した。

松井功理事長松井功理事長
倉本昌弘会長倉本昌弘副理事長
小林浩美会長小林浩美副理事長
海老沢勝二会長海老沢勝二副理事長

松井理事長は3人の選考理由などを説明しながら「先人が築いた伝統に敬意を表し、今後も活動に理解と支援をいただきたい」とあいさつ。
倉本副理事長は「橘田さんがスイングしているのを見た最後の世代だと思う。これからは私たちが若い世代に何を伝えていくかが大事。打つ、振るだけではなく、若い人にゴルフの奥深さに触れるようにしていきたい」と話した。
小林副理事長は「大迫たつ子さんが顕彰されて非常にうれしい。一緒にやったし、『目指せ大迫さん』でやってきました。なにより誕生日(1月8日)が同じ。 感激しています」と笑わせた。
海老沢副理事長は「戦前に活躍したプロ、先人で優れたプレーをし、感動を与えた方々がもっといる」と話し、小林副理事長も「戦前の方がいたから私たちの今につながっている。 もっとガンガン入れましょう」と提案。
松井理事長も「来年から少し選考基準を見直して、戦前の名プレーヤー、外国人選手らも顕彰するようにしていこうと考えています」と話した。

日本プロゴルフ殿堂入り発表の記者会見

今回の3人を顕彰する「第4回日本プロゴルフ殿堂入り顕彰者式典」を2016年2月19日午後4時30分から、東京・江東区の東京ビッグサイトで行われる「ジャパンゴルフフェア」会場の特設ステージで、一般公開セレモニーとして開催する。