日本プロゴルフ殿堂

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顕彰者紹介

Japan Professional Golf Hall of Fame

レジェンド部門

島村 祐正

しまむら・ゆうせい

島村 祐正

島村 祐正

1914(大正3)年8月27日~
2008(平成20)年5月4日

九州の重鎮。戦後初の米国遠征メンバー

出身は千葉県だが、20代前半で九州に渡って根をおろした。初優勝は38歳時の関西プロ(1953年)という遅咲き。しかし、そこから同大会3連覇を飾るなど実力を開花させた。

フェアウエーウッドの名手で、初優勝の前年、1952年には中村寅吉、林由郎、石井迪夫とともに戦後初の米国遠征メンバーに選ばれている。この実績から、未勝利時代でも評価が高かったことが伺える。また、1960年には小野光一とともにカナダカップ代表に選出されている(団体17位、個人36位)。日本オープンではプレーオフ負け1回を含む2位が2回と惜しいところでタイトルを逃した。シニア入りしてからも長年活躍し、多くのタイトルを加えている。

1969年からは日本プロゴルフ協会理事を務める。また、福岡国際CC(福岡県)、大分CC月形コース(大分県)などの設計を手掛けている。

主な戦績

関西プロ4勝
1953、54、55、60年
関西オープン1勝
1957年
読売プロ1勝
1959年

シニアでの主な競技成績

関西プロシニア5勝
1970、72、76、78、79年
日本プログランドシニア4勝
1975、76、77、80年
日本プロゴールドシニア1勝
1987年
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