日本プロゴルフ殿堂

偉業を称え、未来を拓く。ゴルフから

顕彰者紹介

Japan Professional Golf Hall of Fame

2012年(平成24年)殿堂入り

中村 寅吉

なかむら・とらきち

中村 寅吉

中村 寅吉

1915(大正4)年9月17日~
2008(平成20)年2月11日

カナダカップ優勝でゴルフブームを巻き起こす

プロになったのは34年、19歳の時だったが、花開いたのは戦後になってから。初優勝は50年の第1回関東オープンだった。ここから快進撃が始まり、日本を代表する存在へと駆け上がった。57年、霞ヶ関CC(埼玉県川越市)で開催された国別対抗戦・カナダカップに小野光一とのペアで出場。日本を世界一に導き、個人戦でも優勝した。これがきっかけとなって日本にゴルフブームが起こっている。
指導者としての功績も大きい。中でも樋口久子をイチから育て上げたことは有名である。
また、日本女子プロゴルフ協会初代会長として手腕をふるい、女子ツアーの発展にも大きく寄与している。

主な戦績

日本プロ4勝
1957、58、59、62年
日本オープン3勝
1952、56、58年
関東オープン7勝
1950、51、52、53、56、57、58年
関東プロ3勝
1960、61、68年
カナダカップ団体・個人優勝
1957年
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