小学生のころ、生家の近くにあった神戸GC（兵庫県神戸市）で週末にキャディーとして働き、ゴルフを覚える。その後、いくつかの仕事を経て25年に茨木CC（大阪府茨木市）でプロとなった。26年、日本最古のプロトーナメント・日本プロの第1回大会で優勝。29年には安田幸吉とともに日本人プロ初の海外遠征としてハワイアンオープンに参戦した。31年11月から浅見緑蔵らと初の米本土遠征を敢行。翌32年には単身で全英オープンに挑み、日本人初のメジャー出場を果たすと、再び米国に戻って全米オープンにも参戦した。日本オープンで挙げた6勝は大会最多。30年の同大会では19打差の圧勝を飾っている。