偉業を称え、未来を拓く。ゴルフから
2010年、日本のプロゴルフ界の歩みを紐解き、偉業を称え、未来を拓くというテーマで日本プロゴルフ協会、日本女子プロゴルフ協会、日本ゴルフツアー機構のプロ3団体が結集し日本プロゴルフ殿堂が設立されました。初代理事長には当時の民間放送連盟会長を務めていた広瀬道貞氏が就任し、その後2014年には第9代日本プロゴルフ協会会長を務めた松井功氏が第2代理事長に就任しました。2012年からはプロゴルフの歴史に名を残し、貢献されたプロゴルファーの方々を称える顕彰を開始し、2024年末までに特別賞5名を含む50名のプロゴルファーを顕彰してきました。
振り返れば、日本のゴルフの歴史は1901年に英国人のアーサー・ヘスケス・グルームが神戸の六甲山上に、4ホールの神戸ゴルフ倶楽部を誕生させた時から始まります。
それから120年以上が経ち、今日において日本のゴルフが英国や米国に続くゴルフ大国として発展することができたのは、ゴルフを愛した数多くの方々の献身的な協力、努力と熱意があってのことは言うまでもありません。
そこで、日本のゴルフの歴史-殿堂にその名を刻み、貢献に対する尊敬と感謝を示し、後世に伝えていくことが必要であるとの機運が高まり、日本ゴルフ協会と日本プロゴルフ殿堂が協議を重ね、日本プロゴルフ殿堂を発展的に解消し、2025年4月より日本ゴルフ協会内に日本ゴルフ殿堂本部を設立し、その任を負うことを決定いたしました。
日本ゴルフ殿堂では、ゴルフ界に貢献された方々、プロゴルファー、アマチュアゴルファー、ティーチング、コース設計家、クラブデザイナー、ゴルフ産業界、ゴルフメディアなどゴルフに携わる多岐にわたる分野から、日本ゴルフ界の発展に寄与されてきた方達を顕彰し、殿堂にその名を残しその功績を讃え、語り継いでいこうとしています。
日本ゴルフ協会は、ゴルフが持続可能なスポーツとしてこれからも発展していくために、女性ゴルファーの振興、ジュニアの育成、シニアゴルファーのための工夫など様々なゴルフ振興活動に取り組んでいます。その中にあって、日本ゴルフ殿堂の設立により日本のゴルフの正しい歴史認識を今後の世代に引き継ぎ、日本におけるゴルフ文化の醸成に貢献することは文化的側面から日本のゴルフ振興を図るために大切な活動となると信じています。
将来的には、日本ゴルフ殿堂と日本のゴルフの歴史に関わった方々の品を展示しているJGAゴルフミュージアムのあり方を検討し、日本ゴルフ殿堂を世界ゴルフ殿堂のように、ゴルフを愛する方々がこれまでの日本のゴルフの歴史に思いを馳せ、これからの100年に向けて思いを巡らせる場になるように併せて発展させていきたいと考えています。
日本ゴルフ協会は、1901年から連綿と続く日本のゴルフの歴史をこれからも紡ぎ、光り輝く未来へと受け繋いでまいりますので、皆様のご支援を心からお願いする次第です。
サテライトオフィス
所在地 |
〒104-0045 東京都中央区築地2-11-10 築地中央ビル5階
|
||
---|---|---|---|
電話番号 | 03-6260-6325 |
日本ゴルフ協会 日本ゴルフ殿堂本部
所在地 |
〒104-0032 東京都中央区八丁堀2-24-2 八丁堀第一生命ビル4階
|
---|
日本ゴルフ殿堂本部
エグゼクティブプレジデント | 松井 功 |
---|---|
本部長/エグゼクティブ・ディレクター | 山中 博史 |
統括コーディネーター | 戸張 捷 |