日本プロゴルフ殿堂

偉業を称え、未来を拓く。ゴルフから

顕彰者紹介

Japan Professional Golf Hall of Fame

プレーヤー部門

大迫 たつ子

おおさこ・たつこ

大迫 たつ子

大迫 たつ子

1952(昭和27)年1月8日生まれ

通算45勝。職人技が光った小さな巨人

宮崎県出身。中学卒業後に故郷の宮崎県を離れ、兵庫県の宝塚GCにキャディーとして入社。定時制の高校に通いながら仕事をこなし、やがてプロを目指していった。1971年、19歳でプロテストに合格。1975年に初勝利を挙げた。1977年には4勝を挙げ、9年連続で賞金女王の座を守っていた樋口久子に代わって頂点に立った。1987年には涂阿玉の6年連続を阻止して3度目の女王に輝いている。
股関節を痛めるなどして1994年に42歳で引退発表するまで国内ツアー通算45勝(歴代4位)をマーク。6人いる女子永久シード選手のひとりである。公式戦は歴代2位の8勝を挙げている。また、278試合連続予選通過という大記録の保持者でもある。引退後は日本女子プロゴルフ協会理事を務め、現在は兵庫県を拠点に活動している。

主な戦績

国内45勝

日本女子プロ4勝
1980、83、88、91年
日本女子オープン2勝
1981、84年
LPGAレディーボーデンカップ2勝
1984、86年
賞金女王3回
1977、80、87年
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