家族によると、小野光一が晩年、「棺に入れてほしい」といっていたほど大切なパターだったが、いつ使ったものかは分からないという。中村寅吉と組んで優勝した1957年カナダカップで、読売新聞社、報知新聞社が製作した優勝記念アルバムの中に、小野が当時使っていたパターが写っており、小野の思い入れからいってもその時のパターだと断定していいだろう。当時の主流だったL字型で、ネック部分が少し曲がっているのが特徴になっている。(小野家寄贈)

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