1931年から行われていた「関東プロゴルフ選手権」と「関西プロゴルフ選手権」を統合する形で1991年に創設された大会である。フィランスロピー(人類愛や慈善活動の意)の名の通り社会貢献を目的とした大会で、賞金の30%をチャリティーに充てていた。優勝者には文部大臣杯が贈られていたほか、5年間の長期シードが与えられたビッグトーナメント。

ザ・カントリークラブ・グレンモア(千葉県)で行われた第1回大会の優勝者は浜野治光だった。その後、尾崎将司、尾崎直道、丸山茂樹らが歴代優勝者に名を刻んでいる。大会は1998年まで行われ、1999年は休止。2000年に規模を縮小して開催されたがこの年を最後に幕を閉じている。